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TAKAYA FUJITA PAINTINGS

1974年ニ生マレテ

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群馬県立近代美術館へ出品作家でもある水野さんからのご招待で1974展のオープニングレセプションに行って参りました。

 

この美術館は実家から徒歩15分程度。なんと素晴らしいw

 

●展示概要

群馬県立近代美術館は、1974(昭和49)年10月17日、県立公園「群馬の森」内に開館しました。開館40周年を記念し、「1974」年をテーマにした展覧会を、二部構成で夏と秋に連続開催します。
第1部では、当館と同じ1974年に生まれた作家、すなわち2014年に40歳を迎える作家によるグループ展を開催します。1974年には当館のほか千葉県立美術館や北九州市立美術館が開館し、以後1980年代にかけて地方美術館が次々と建設される「美術館の時代」が幕を開けました。1974年生まれの作家たちは、それまでと較べて美術館をより身近に感じて育った世代といえるでしょう。彼らにとって美術館とはどういう存在であったのでしょうか。そして当館は開館当時から現在までにどのように進化し、何を残すことができているのでしょうか。
本展では1974年に生まれた現在活躍中の作家から、絵画、映像、写真、インスタレーションなど、表現方法の異なる6人の作家を紹介いたします。自身が登場する映像などで物事の持つ意味や認識を揺るがす作品を制作する小林耕平、パズルをモチーフにした絵画などで建築や展示条件を反映させる表現を行う末永史尚、日常のものごとへの最小限の介入をほどこした映像作品などを展開する土屋貴哉、極端にオーバーやアンダーの露出で撮影した写真により、不思議な情景を表現する春木麻衣子、徹底した写実表現にこだわった絵画制作を行う水野暁、日用品をナフタリンでかたどったオブジェなどにより時を視覚化する作品を制作する宮永愛子。当館や作家自身の40年を巡るこの6人の表現により、「1974」年から始まった美術館と作家の物語をお伝えします。美術館HPより。

 

 

僕は水野さんの新しいアプローチにとても考えさせられるものがあった。「写実」という枠組みからはみ出し、また新たに写実的表現へ戻ることで描く事の意味を伝えていくこと。本当の現実主義、リアリストのあるべき姿だと感じた。これは巷でいわれてる写実とは全く違う。絵画、芸術というジャンル。写実だから絵画、芸術になるわけがないということ、ヘタすれば一番惨めな表現なのかもしれない。ただ単にそっくり写真みたいな絵なんて写真を超えられないものだし、鑑賞絵画でしかない。それはそれでいいと思うけどやっぱり僕は「作品」が作りたい。崇高なもの、それが作品だと思う。

 

写実は崖っぷちの表現であり、一番幼稚で惨めなものだ!!大事なことだから二回言ってみたw

 

 

 

 

なんて自分にリスキーなこと言ってんだろ、、、orz