a day in the life

TAKAYA FUJITA PAINTINGS

大黒柱

術後翌日の今日お父さんは眠りから覚めた。

 

呼吸器は外れ声にならない声だったが会話ができ、母と妹と三人で励ましの言葉を伝えることが出来た。父はその声にならない声で「よかった。戻ってこれて。」と言い、僕らに笑顔を見せてくれた。まずは手術が無事終わってほんとによかった。

 

 

父親というものは強くてたくましくて絶対的な支えみたいな、そう、まさに大黒柱のような存在だ。例えるなら僕はまだその大きな大黒柱の下にいて自分の小さな小屋を建てたところだ。まだまだなんだな〜。頑張んなきゃな。